基本用語 ゴール

エフィカシージャパン所属コーチの衣川信之です。

  「コーチングの教科書」の基本連載です。未来思考で世界中の人の創造性と天才性を育み、利他的な人を増やす活動であるコーチングの学び方を、基礎からわかりやすく説明していきます。基本用語のシリーズでは、コーチングの基本用語から学びを深める準備をしていきます。

基本用語 ゴール

 しかし、実はそこにはある一本の芯が通っているのです。そして、それが私の本のすべてに通底する共通のメッセージです。

 それはすべての人間が自由意志を持って、自ら主体的にゴールを設定して、その実現のために邁進し、結果として豊かで充実した人生を歩んでほしいということです。


(苫米地英人「201冊目で私が一番伝えたかったこと」より)

 だからこそ、私はゴールを設定することの意義を繰り返し述べているのです。ゴールを設定し、それを達成する過程で、今まで見えなかったさまざまなものが見えてきて、結果として物事をより高い位置から俯瞰して見られる。すなわち、他のものよりも一つ上の抽象度での判断ができるようになるのです。

 ゴールを設定し、結果として抽象度が上がること。すべての人がこのことを実行すれば世界中から戦争やテロ、飢餓がなくなることでしょう。もちろん、個人レベルでも、今まで経験したことのなかったような生き生きとした人生を送ることができるでしょう。

 しかし、そのような理想を達成するには、それを妨げるものが世界にはあまりにも溢れています。


(苫米地英人「201冊目で私が一番伝えたかったこと」より)

 ゴールを設定し、その実現のために行動するうちにエフィカシー(ゴール達成に対する自己評価)が上がり、さらに抽象度(物事をより高い視点から見ること)が上がり、その結果として次の新しいゴールが見えてくるようになります。
 新しいゴールが見えたら、今度はそのゴールを達成するために行動します。すると、次の新しいゴールが見えてきます。

 このようにゴールを達成しそうになったら、その都度新しいゴールを更新していく…。そうすることで、あなたは最終的には思ってもみなかった素晴らしい未来を手にすることができるでしょう。


(苫米地英人「201冊目で私が一番伝えたかったこと」より)


 ルー・タイスがどのような人物かはのちほど本文でお話ししますが、私が全面的に関わることになった新しいプログラムは、

「本来、自分が達成するゴールにとって重要なことだけを見つめ、資本主義の系から一つ飛び出したところにある『無限の力を持つ自分』を見出そう。そして、最高の自分を見つけるためには、常に自分のあるべき姿を強くイメージしておかなければならない」

 という視点に立って作られています。


(苫米地英人「苫米地式コーチング」より)

 そもそもコーチングのファースト・ステップは、クライアント(相談者)が自分自身で外せないスコトーマ(盲点、詳しくは後述します)を見つけてあげること、もしくはその人の「ゴール」を探し出す手伝いをしてあげることといっていいでしょう。

(苫米地英人「苫米地式コーチング」より)

 でも大人の場合は、自分の夢やゴールを既存の選択肢の中から選んではいけないのです。

 すでに存在しているゴールは、すべて他人が作ったものであり、あなたが目指すべきところではありません。あなたは、あなたのための、そしてあなたがナンバーワンになるゴールを設定しくなくてはなりません。

 既存のゴールを目標としてしまうことで、社会や会社にますます縛られて、自分の本当の能力をどんどん発揮できなくなってしまっています。


(苫米地英人「苫米地式コーチング」より)

 あくまでゴールはあなたが生み出さなくてはなりません。それが、コーチングのなかで最も重要な目標設定となるのです。

 ゴールは、スコトーマを外し、自分で決めたものから選び出し、しかもリアルタイムでそのとき、その状況に合わせて変化させていかなければなりません。


(苫米地英人「苫米地式コーチング」より)


 ゴール設定には、「want to」のほかに、もう一つのポイントがあります。それは、
「現状では絶対に達成できそうもない。でも、心から叶えたい」
 と切望する夢をなりたい自分として想定することです。

 ……(中略) ……

「明らかに夢の実現を阻む構造的阻害要因」
 があって、抜本的な構造改革をしない限りは実現できない、そういう夢がベターだということです。


(苫米地英人「本当はすごい私」より)

 以上、3つの物差し……「周囲にいる他人」「社会の価値観」「仮想の自分」を捨てて、未来で成功している自分自身だけを見つめてゴールを決めること!


(苫米地英人「本当はすごい私」より)

 私流に言うと、「とりあえずのゴール」でも何でも、ゴールを達成するプロセスというのは、「新たなゲシュタルトをどんどんつくり上げていく」ことにほかなりません。


(苫米地英人「本当はすごい私」より)


 進化の過程には意思があり、「陸に上がりたい」という強烈な力が働いたはずです。そうでなければ、現状の海の中のほうが楽で安心だからです。

 この情報的な意思のことを、コーチングの世界では「ゴール」というのです。

 それは思考においても同じです。現状の外側に強烈な情報(何らかのゴール)を置くことによって、そこに向かって現状から抜け出すパワーが生まれます。

 ゴールを持てば、自分にとっての重要なものが変わります。するとスコトーマが少しずつズレ、これまで見えなかったことが見えてきます。さらにそこから、抽象度が上がっていく「ヒルクライミング」が起こってきます。

 もちろん、ヒルクライミングのためには、知識の量と抽象思考が必要になってきますが。

 つまり、本気で達成したいと思えるゴールがあるからこそ、思考を動かすパワーが生まれるのです。そして、そのゴールを達成するまでホメオスタシス(恒常性維持機能)活動が働きます。つまり、達成するまで思考が動き続けるのです。


(苫米地英人「思考停止という病」より)

夢を叶える秘訣がいっぱい!エフィカシーコーチング動画

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