愛と感謝は人を豊かにする(相馬さんとの出会い)

 リザーブストックの開発者である相馬純平氏と初めて出会ったのは、2011年の7月です。台風が首都圏を直撃するはずが、奇跡的に台風が進路を変え、創業まもない弊社の一周年記念パーティー(夢実現化パーティーvol.1)が無事に開催された夜のことでしたから、日付までよく覚えているのです。

 当時、私自身も起業というのは生まれて初めての経験であり、何をどうしていいかわからず、たくさんの失敗を重ねていた頃でした。メルマガがどういうものかもわかっておらず、イベントやセミナーにどうやって人に来てもらうのか、まったく想像ができませんでした。

 ですが、志がありました。いえ、志しかなかったと思います。その志しかない状態で起きる出会いのようなものが、どんな人の人生にも起きるのではないかと思います。数か月後に再会した相馬さんからリザーブストックの概要を聞いた時に、これはすごいシステムだと直感しました。

 相馬さんの技術やお仕事が多くの人に機会を与え自分らしく生きることができる自由を与えるとても大切なものに思い、すぐにプレミアム会員でリザーブストックを使い始めることにしました。このシステムがあれば多くの起業家の方が夢を実現しやすいと思ったからです。

 草創期の相馬さんのリザーブストックのセミナーについて行き、起業家の事業のベースには愛があると、相馬さんの開発の思いやご苦労を汲みながら、リザーブストックの素晴らしさをスピーカーとしてわずかな時間に紹介するようなことをよくしていました。草創期のエネルギーを感じる、懐かしい良い思い出です。

 あれから十年経ち、「利用者の困り事を丁寧にヒアリングし反映したリザーブストックは、着々とファンを獲得し、10年目にして利用者3万人、経済効果40億円のコミュニティーに成長。『リザスト経済圏』と呼ばれる独自の巨大マーケットを創出」するまでになりました(相馬さんのプロフィール文より引用)。

 人の自己実現を助けることほど大きな愛はないと思う私は、友人の偉業を心から尊敬しています。リザーブストックは、みんなが自分らしく生きられる世界を夢見て、起業家たちがそれぞれの夢を描き、出会うところから始まった物語なのではないかな。

 リザーブストックの機能はユーザーの声に応えながら日々進化し続けていますが、その中でもとてもリザストらしいと思ったのが「お客様の声」機能です。「お客様の声」機能の実装は、リザーブストックユーザーである事業主がお客様を大切にし、お客様から愛されることで自分らしい成功をつかんでほしいという、まさに、リザーブストックの本質が体現された機能の追加だと思うのです。

 「お客様の声」を集めるのではなく、「お客様の声」を書いてくださるお客様の思いに感謝し、書かれた文章の背後に言葉に尽くせない悩み、思い、夢があることを想像し、利害・損得を超えて、友人であろうとする。こうした道の一歩、一歩に、起業家の成功を支える人格的な成長の基盤があると思います。

 相馬さんの偉業を理解し応援する友人として、ブログで「リザーブストックの教科書」も少しずつ書き綴っていますが、これからも一応援団であり、同時に一ユーザーとして、リザーブストックを愛用していきたいと思っています。

相馬さんとの出会いから
十周年となる年を記念して
2021年5月7日

リザーブストック後援会長
株式会社エフィカシージャパン代表
衣川信之